「シナリオテンプレート(汎用)」の版間の差分
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+ | ざっくり汎用的に作ったので、PCは互いに協力する、互いに秘密を持たないが前提になっています。<br> | ||
+ | 秘密を探りあったり、対立するシナリオの場合、適当にそういったカードゲームやボードゲームを遊ぶ方がネタとか構築方法の参考になると思います。 | ||
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これがシナリオにおけるPCの目的です。一番目立つところに大きく書いておきましょう。<br> | これがシナリオにおけるPCの目的です。一番目立つところに大きく書いておきましょう。<br> | ||
実際に遊ぶときも、PLたちの見える場所に大きく書いておくことで目的がぶれなくなる効果もあります。<br> | 実際に遊ぶときも、PLたちの見える場所に大きく書いておくことで目的がぶれなくなる効果もあります。<br> | ||
− | おそらく、遊ぼうとしているゲームによって想定できる目的も限定されてくると思います。 | + | おそらく、遊ぼうとしているゲームによって想定できる目的も限定されてくると思います。<br> |
+ | '''凝った目的は考えないようにしましょう。参加するPL全員が簡単に理解できる、シンプルな目的にしておきましょう。''' | ||
== そのための障害は? == | == そのための障害は? == | ||
PCにやらせることが決まれば、その目的における障害物を考えます。<br> | PCにやらせることが決まれば、その目的における障害物を考えます。<br> | ||
− | + | あまり凝ったことを考える必要もなく、以下の程度でいいと思います。複数考えてもいいし、一つだけでもいいです。<br> | |
+ | 目的に応じて、障害は制限されてくるはずです。 | ||
+ | === 目的:竜退治の場合 === | ||
+ | * 単純に強い | ||
+ | * 飛んでるのでどうやって攻撃しよう | ||
+ | === 目的:困っている女の子を助けるの場合 === | ||
+ | * 困っている理由を女の子が恥ずかしがって答えてくれない | ||
+ | * 誰かに脅されている | ||
+ | * 落とし物を怖い犬が犬小屋の中にもっていってしまった | ||
+ | === 目的:脱走の場合 === | ||
+ | * 牢獄が絶海の孤島になるのでどうやって島から出ようか? | ||
+ | * 看守が手ごわい | ||
+ | * 迷路になってて出口がわからない | ||
== どうやって障害を乗り越える? == | == どうやって障害を乗り越える? == | ||
+ | 設定した障害の突破方法や回避方法を考えます。<br> | ||
+ | 障害に対する突破方法はいくつあっても構いません。場合によっては突破できない障害があってもかまいません。<br> | ||
+ | ただし、'''突破することができて、突破することで目的を達成できる障害は必ず設定してください。'''<br> | ||
+ | 突破しなくてはならない障害は複数あっても構いません。<br> | ||
+ | 障害の突破方法は、障害によって決まるはずです。<br> | ||
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+ | 障害の突破方法はルール的な方法も合わせて考えましょう。<br> | ||
+ | 特定のNPCを倒すなり話を聞くなり、なんらかの判定で達成値いくつとかのレベルで決めておきましょう。<br> | ||
+ | '''ルール的に解決できない解決方法は詰まるだけなので避けましょう。''' | ||
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== PCはなんでそれをやらないといけない? == | == PCはなんでそれをやらないといけない? == | ||
+ | PCが目的に向かう理由を設定します。<br> | ||
+ | ゲームにもよりますが、めんどくさければ単純に、お金が無いので働く必要がある、でもかまいません。<br> | ||
+ | あまり凝った理由を押し付けるとPLの反発を招くので、シンプルな理由を提示するだけにしましょう。<br> | ||
+ | 目的に向かう理由をPLが設定できるなら、提示した理由は投げ捨てて、PLの提案を採用するぐらいのつもりでいましょう。 |
2014年9月29日 (月) 13:54時点における最新版
シナリオの作り方がわからない。何をやっていいかわからない。というのに対して汎用的なシナリオ作成テンプレートを考えてみた。
ざっくり汎用的に作ったので、PCは互いに協力する、互いに秘密を持たないが前提になっています。
秘密を探りあったり、対立するシナリオの場合、適当にそういったカードゲームやボードゲームを遊ぶ方がネタとか構築方法の参考になると思います。
目次
使い方
上から順番から内容を考えていってください。
PCに何をさせたい?
PCにやらせたいことをシンプルに考えてください。
例として以下のようなものがあります。
- 竜退治
- 困っている女の子を助ける
- 恋愛
- 脱走
- 人命救助
これがシナリオにおけるPCの目的です。一番目立つところに大きく書いておきましょう。
実際に遊ぶときも、PLたちの見える場所に大きく書いておくことで目的がぶれなくなる効果もあります。
おそらく、遊ぼうとしているゲームによって想定できる目的も限定されてくると思います。
凝った目的は考えないようにしましょう。参加するPL全員が簡単に理解できる、シンプルな目的にしておきましょう。
そのための障害は?
PCにやらせることが決まれば、その目的における障害物を考えます。
あまり凝ったことを考える必要もなく、以下の程度でいいと思います。複数考えてもいいし、一つだけでもいいです。
目的に応じて、障害は制限されてくるはずです。
目的:竜退治の場合
- 単純に強い
- 飛んでるのでどうやって攻撃しよう
目的:困っている女の子を助けるの場合
- 困っている理由を女の子が恥ずかしがって答えてくれない
- 誰かに脅されている
- 落とし物を怖い犬が犬小屋の中にもっていってしまった
目的:脱走の場合
- 牢獄が絶海の孤島になるのでどうやって島から出ようか?
- 看守が手ごわい
- 迷路になってて出口がわからない
どうやって障害を乗り越える?
設定した障害の突破方法や回避方法を考えます。
障害に対する突破方法はいくつあっても構いません。場合によっては突破できない障害があってもかまいません。
ただし、突破することができて、突破することで目的を達成できる障害は必ず設定してください。
突破しなくてはならない障害は複数あっても構いません。
障害の突破方法は、障害によって決まるはずです。
障害の突破方法はルール的な方法も合わせて考えましょう。
特定のNPCを倒すなり話を聞くなり、なんらかの判定で達成値いくつとかのレベルで決めておきましょう。
ルール的に解決できない解決方法は詰まるだけなので避けましょう。
PCはなんでそれをやらないといけない?
PCが目的に向かう理由を設定します。
ゲームにもよりますが、めんどくさければ単純に、お金が無いので働く必要がある、でもかまいません。
あまり凝った理由を押し付けるとPLの反発を招くので、シンプルな理由を提示するだけにしましょう。
目的に向かう理由をPLが設定できるなら、提示した理由は投げ捨てて、PLの提案を採用するぐらいのつもりでいましょう。