「stun」の版間の差分

提供: 個人的記録
移動: 案内検索
(メッセージヘッダ構造)
51行目: 51行目:
  
 
==== メッセージタイプの生成方法 ====
 
==== メッセージタイプの生成方法 ====
メッセージタイプはクラスとメソッドの合成で生成する。<br>クラスとメソッドを上位、下位に分割し以下のようにマッピングする。
+
メッセージタイプはクラスとメソッドの合成で生成する。<br>クラスを上位と下位に分割、メソッドを5bit、3bit、4bitに分割し以下のようにマッピングする。
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
 
!順序
 
!順序
62行目: 62行目:
 
|7||クラスの上位1ビット
 
|7||クラスの上位1ビット
 
|-
 
|-
|8-14||メソッドの下位7ビット
+
|8-10||メソッドの真ん中3ビット
 
|-
 
|-
|15||クラスの下位1ビット
+
|11||クラスの下位1ビット
 +
|-
 +
|12-15||メソッドの下位4ビット
 
|}
 
|}

2019年1月4日 (金) 08:40時点における版

STUN

RFC5389 を調べたメモ

メッセージヘッダ構造

長さ(バイト) 項目名 説明
2 メッセージタイプ 先頭2ビットは0固定。後ろ14ビットでクラスとメソッドを規定する(後述)。
2 メッセージ長さ 20バイトのヘッダ長さは含まない。後続のattributeの長さをバイト単位でセットする。
4 マジック 0x2112A442 固定
12 トランザクションID 乱数。トランザクションの識別に使用する

メッセージタイプ

メッセージタイプは先頭2ビットが0固定。後ろ14ビットが2ビットのクラス、12ビットのメソッドで決まる。

クラス

クラスは以下の4種類である。

データ(0b) 名称
00 リクエスト
01 エンデュケーション
10 成功レスポンス
11 エラーレスポンス

先頭1ビットがレスポンスを表すと思っておけばいい?

メソッド

値(0x) メソッド名
000 Reserved
001 Binding
002 SharedSecret

他のRFCで追加されているが、RFC5389の範囲ではこの3種類。実際に使用するのばbindingのみ。

メッセージタイプの生成方法

メッセージタイプはクラスとメソッドの合成で生成する。
クラスを上位と下位に分割、メソッドを5bit、3bit、4bitに分割し以下のようにマッピングする。

順序
0-1 0固定
2-6 メソッドの上位5ビット
7 クラスの上位1ビット
8-10 メソッドの真ん中3ビット
11 クラスの下位1ビット
12-15 メソッドの下位4ビット